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更新日:2016年6月14日
涌谷町では、地方創生の一環として開設された「涌谷まち・ひとデザインラボ」。
平成28年度は、これまで実施してきた「商品開発グループ」と「地域資源発掘グループ」に加えて、新たに「農業を考えるグループ」がスタートします。
涌谷町の地域資源・農作物を活かし、世界に通用する商品開発に取り組みます。平成27年度は、涌谷新スイーツとして「おぼろ豆腐シェイク」、「わくや小ねぎボーロ」、「黄金傳ショコラ」を開発。
涌谷町の観光資源や歴史文化を再発見し、磨き上げ、にぎわいのあるまちづくりを目指す活動に取り組みます。涌谷町ならではの体験観光やイベント活動も行います。平成27年度は、発掘した資源を「箟岳山マップ」や「黄金地図」、「ポストカード」にして発信しました。
涌谷町の基幹産業である農業についても「発見・磨く・発信」を導入しこれからの農業の可能性を探ります。在来作物の見直しからの6次化や新規作物の導入などなど。宮城大学食産業学部の先生型による農業情報の提供や試験栽培などもワークショップに加え、今後の涌谷の農業を共に考えてまいりましょう。
涌谷まち・ひとデザインラボで仲間を作り、生みだし練り上げたアイディアを涌谷町を盛り上げるための団体設立やビジネスにつなげる「起業・創業」の支援もしてまいります。
平成28年度の実施概要については、下記画像をクリックしてご覧ください。
次回の開催は、平成28年6月21日(火曜日)19時~21時を予定しています。
会場は、涌谷公民館交流ホールです。
概要については、左記画像をクリックしてください。
涌谷町企画財政課企画班あてまでに、メールまたは電話にてお申し込みください。
メールアドレス:gr-kikakuアットマークtown.wakuya.miyagi.jp
電話番号:0229-43-2112(直通)
または、6月12日(日曜日)13時30分から涌谷公民館で開催されるキックオフ会に、直接ご参加ください。
「涌谷まち・ひとデザインラボ」とは、平成28年3月までの期間、外部からの目線を持った方々とともに、涌谷の隠れている資源・魅力を洗い出し、磨き上げ、発信するという、いわゆる「ブランディング」の手法を学び、実践する場です。
涌谷まち・ひとデザインラボをとおして、涌谷ブランドを創る人になろうと立ち上がった皆さんの熱気を凝縮したムービーです。
スタートアップ編 |
山形県朝日町視察編 |
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ワクワクする地域を作るのは私たち編 | |
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平成28年3月8日(火曜日)から10日(木曜日)までの3日間、仙台市青葉区で開催される伊達美味マーケットに、涌谷まち・ひとデザインラボが出店してまいりました。
商品開発チームでは、涌谷新スイーツ3点セットを毎日12時から100食ずつ提供。いずれの日も1時間以内になくなり、最終日にいたっては、わずか20分で提供が終了するほど、大盛況でした。
合わせて涌谷の郷土料理「おぼろ汁」もふるまわれ、仙台市の皆さんに、涌谷を味わっていただくことができました。
また、3日間をとおして数社の企業のバイヤーさんに、涌谷まち・ひとデザインラボブースにお越しいただき、開発したスイーツ3点セットを試食していただきました。今後の商品化に向け、プロの視点での改善点や講評をいただきました。
地域資源発掘チームでは、3つのチームに分かれ、箟岳山にスポットを当てた名所紹介パネル、涌谷ツウの箟峯寺西之坊石川住職オススメの涌谷紹介パネル、そして、涌谷の四季をよそ者目線でクスッとくる秀逸なコメントが書かれたポストカードを開発し、展示。
ポストカードは、気に入ったものがあればお持ち帰りいただけるという仕組みにし、涌谷のどのスポットへの関心が高いのかをリサーチしました。
その他に、涌谷町の特産「おぼろ豆腐」の販売や新鮮な野菜類、小ねぎの加工品、城山の金さんのはと麦茶の先行販売など、さまざまな切り口で涌谷を発信してまいりました。
今回の出店活動をとおして、各参加メンバーは、今後の「涌谷まち・ひとデザインラボ」の活動だけではなく、涌谷のまちおこしについて多くのことを感じ、学んだようです。
活動の詳しい様子については、広報わくや平成28年4月号をご覧いただくか、「涌谷まち・ひとデザインラボ公式フェイスブックページ(外部サイトへリンク)」をご覧ください。
平成28年3月8日(火曜日)から10日(木曜日)まで
各日11時から18時まで
仙台タウン情報S-style3月号に「涌谷まち・ひとデザインラボ」の広告を掲載しました。
伊達美味マーケットに向け、最後のワークショップ。
この日は、株式会社グロースエンジンの金井路子氏を講師に迎え「伝えるということ」という、伊達美味マーケット出店を前に、参加者の皆さんにとって発信スキルの実践となりました。
これまでのワークショップや自主トレで涌谷町にある魅力を発掘し磨いてきた参加者の皆さん。
その磨いてきた物事を発信するためのノウハウを、ワークを交えてしっかりとトレーニング。
具体的には、商品や涌谷町の魅力を効果的な伝えるためのコピーライティングや写真の撮り方など、一歩踏み込んだものでした。
また商品開発チームの皆さんが、改めて磨き上げた涌谷の新スィーツの試食会も。
前回の試食会を踏まえ、絞り込んで磨かれたスィーツは、本当に美味でした。
見た目にも美しく、この商品を涌谷町のこれからのブランドを背負った商品が完成した瞬間でした。
地域資源発掘チームが、涌谷町内の魅力を再度発見するため、講師の温泉ビューティー研究家の石井宏子氏とともに、フィールドワークを実施しました。
フィールドワークで回った場所は、次のとおりです。
箟岳山の石仏広場→箟岳山観光栗園→箟峯寺(眺望・夫婦杉)→天平ろまん館・黄金山神社→わくや天平の湯・産直市場
それぞれ意識してみて回ると、眠っている魅力がたくさんあり、講師の石井宏子氏からも想像していた以上に素敵なポイントがたくさんあり、磨き方・発信次第では多くのお客さんが訪れる可能性があることを再発見。
その後、役場に戻り、フィールドワークを踏まえ、3月に実施する伊達美味マーケット出店に向けてのアウトプットを考える講座・ワークショップが行われました。
講座では、石井氏が涌谷町でも展開できそうな自然環境や農業を中心とした産業を活かした事業の展開事例を紹介。
ワークショップでは、地域に眠る涌谷の魅力をどのように発信したら、涌谷町に多くの観光客を呼び込めるのか、3つのグループで考えました。
アウトプットのアイディアは、「あの地域資源を●●な形で・・・」「あの人とこの人が登場するインパクトたっぷりな形で・・・」「涌谷町の情報発信ツールとして今までなかった新しい形で・・・」などと、出来上がりが楽しみなものばかり。
また、参加者の中には、今回の「涌谷まち・ひとデザインラボ」をとおして活用されていない地域資源を活かしたイベント・事業を実施したいという方もいて、他の参加者の皆さんや多彩な講師陣とネットワークをつなぎ、具体化に向けて動き出しています。
この日の講座の講師は、一般社団法人IkiZenの斎藤由布子氏。
ご自身の体験を交え、「商品を作る・造る・創る」ことについて紹介いただきました。
単に作った商品を並べれば良いのではなく、どういう風に商品をつくれば売れるのか、今の商品開発チームの皆さんにとって重要なポイントをお話しいただきました。
その後、伊達美味マーケットに向けて作られた試作品の試食会に。
小ねぎを使ったスノーボールクッキーや桜と金のお茶、桜クッキーに、黄金傳を使ったショコラ・スチームチョコレートケーキ、おぼろ豆腐の、シェイクなどなど、14品もの試作品が並びました。
品数からも今回参加されている皆さんの意気込みが本気度が感じられました。
プロの視点からの厳しいご意見もありましたが、参加者の皆さん自身をさらに磨き上げるよう、やる気をみなぎらせ、伊達美味マーケット出店に向け、ワークショップでブラッシュアップを試みていました。
個別ワークショップを経て、久しぶりの「商品開発チーム」と「地域資源発掘チーム」の合同講座が開催されました。
今回の講師は、NPO法人グリーンズの小野裕之氏を講師に迎え「地域の課題を経済で解決する」と題し講座が行われました。
ウェブマガジンgreenz.jpに掲載されている地域課題の解決の先進成功事例を交えて講演。
地域の課題はむりやり探し出して、解決するようなものではなく、日頃感じている違和感が課題であり、可能な限りのサイズで対応していく。
そして、そういった取り組みをしかるべきマーケットにつなげることで、地域でお金を稼ぐことができるようになり、持続できるようになる。
先進先行事例の方々も、限られた強い個人ではなく、一人ひとりは弱い個人の集まりだとも話されました。
また、この日は、山形県大石田町の若手職員の皆さんも参加し、ヨソモノの目線で、涌谷町の課題とこれからについてともに考えていただきました。
地域資源発掘チームの個別ワークショップ第1回では、温泉ビューティ研究家の石井宏子氏が登壇し、昨今の観光トレンドを紹介しました。
地域に顕在する「ふつう」が、外部の方であったり、海外の方にとっては、垂涎ものの宝の山であったりするという、地域の観光資源の見方について講演。
特に印象的てあったのは、B級で手軽にということよりも、目指すはA級!
涌谷でしか体験、味わうことができない地域資源を発掘し、磨き上げ、発信していけば、全世界から人が押し寄せる涌谷町を目指しましょうと話されました。
その後ワークショップが行われ、3月に出店する「伊達美味マーケット」に向け、展示する涌谷町の観光PRツールについてワークショップが行われ、具体的な検討が行われました。
商品開発チームの個別ワークショップ第1回では、広告会社・電通の金井毅氏が登壇し、商品開発におけるポイントを紹介しました。
「こんな商品を作りたいから、こんなデザインで、こんな価格にすれば売れるだろう」というプロダクトアウト的な発想ではなく、「市場にはこんなニーズがあるから、こんな商品を、こんなデザインで、こんな価格で、どこに陳列させれば売れる」というマーケットインの発想について講演され、地域における稼ぎ方ポイントがつかめたのではないでしょうか。
その後ワークショップが行われ、3月に出店する「伊達美味マーケット」に向け、出品する商品についてワークショップが行われ、具体的な検討が行われました。
「涌谷わげもん会議」と題した第2回目のオリエンテーション。
1回目に引き続き、涌谷町のこれからを考える方40名が集結。最年少は、1回目に続いて涌谷中学校3年生。
第一部では、NPO法人まちづくりGIFTの齋藤潤一氏により1回目に引き続き、地域資源を活かし「地域で稼ぐ」方法について、講演いただきました。
第二部では、ローカルジャーナリストの岡田拓也氏により地域ビジネスを行う際に必要となるこれからの時代の資金調達方法「クラウドファンディング」について、講演いただきました。
第2回目の講演によって、これからの地域での活動の仕方を新たにした方もいれば、現在展開している事業をより良い方向へと改善していこうと考え出した方も多かったようです。
平成28年1月16日(土曜日)14時から17時
涌谷公民館
宮城県遠田郡涌谷町字下道69-1
わげもん会議
涌谷の魅力を実際に発信していくわげもん(若者)が集まり、わげもん目線で涌谷の魅力を深掘りしていく会議。
齋藤潤一氏(NPO法人まちづくりGIFT代表理事)
岡田拓也氏(MACHILOG・ローカルジャーナリスト)
第1回目オリエンテーション配布資料
まさに老若男女問わずという方々60名が参加し、沸騰するほどに盛り上がった第1回目のオリエンテーション。
第一部では、NPO法人まちづくりGIFTの齋藤潤一氏によって「『発見・磨く・発信』地域にお金を生み出す仕組みとは?」というテーマで、地域資源を活かしたまちづくりについて、講演いただきました。
第二部の「オール涌谷ぐつぐつ会議」では、グループワークが行われ、涌谷町に眠る地域資源を参加者全員で洗い出し、語り合い、魅力を煮詰めていきました。この場で出たアイディアは、いずれも涌谷町の財産となりうるようなすばらしいアイディアばかり。
第2回目以降、参加者の皆さんによってそのアイディアが、磨き上げられ、発信されていく予定です。
平成27年12月27日(日曜日)14時から17時
涌谷公民館会議室
宮城県遠田郡涌谷町字下道69-1
地方創生の先進成功事例に学びます。
「発見・磨く・発信」地域にお金を生み出す仕組みとは?
講師:齋藤潤一氏(NPO法人まちづくりGIFT代表理事)
涌谷について語り合います。
オール涌谷ぐつぐつ会議
ファシリテーター:氏家滉一氏(株式会社都市設計取締役ブランディングディレクター)
無料
参加を希望される方は、涌谷町企画財政課まで電話(0229-43-2112)又はEメール(gr-kikaku@town.wakuya.miyagi.jp)等でお申し込みください。(事前申込なしで当日の参加も可能です)
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お問い合わせ
企画財政課企画班
宮城県遠田郡涌谷町字新町裏153番地2
電話:0229-43-2112
ファクス:0229-43-2693