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更新日:2023年8月31日
涌谷町では、昭和40年代から平成初期の期間を中心に、人口の増加や町民ニーズなどに応じて、「教育施設」「町民医療福祉センター」「町営住宅」「天平の湯」などの『公共建築物』や「道路」「上下水道」などの『インフラ資産』といった多くの公共施設を整備してきました。
現在、人口減少や少子高齢化が急速に進むなど、社会の構造や町民ニーズが当時とは大きく変化してしており、公共サービスのあり方を改めて見直す必要性に迫られています。
また、これまで整備してきた公共施設の老朽化が顕在化してきており、近い将来、多くの公共施設が改修・更新時期を迎え、多額の維持更新費が必要になると見込まれます。
一方、財政面を見ますと、長期的には人口減少等による町税収入の伸び悩み、少子高齢化社会の進展に伴う扶助費等の義務的経費の増大などによる財政状況の悪化が見込まれる中、固定費といえる公共施設の維持管理経費をいかにして適正な水準に抑えていくかが喫緊の課題であるといえます。
こうした課題を解決し、健全で持続可能な町の経営を実現するためには、個々の公共施設を単に「管理」していくのではなく、公共施設全体を「貴重な経営資源」と捉え効果的かつ効率的に活用、運用していく「資産経営」の視点を持つことが必要です。
このため、涌谷町では、計画的に効率よく公共施設の整備や維持管理を行い寿命を延ばしたり、公共施設の利活用促進や統廃合を進めることで将来負担の軽減を図り、町政運営上の健全性を維持する「涌谷町公共施設等総合管理計画」を推進していきます。
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お問い合わせ
企画財政課企画班
宮城県遠田郡涌谷町字新町裏153番地2
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