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更新日:2019年6月10日
平成29年度の涌谷町の決算における国が定める健全化判断比率については、下表のとおり財政再生団体となる数値とは乖離していますが、人口減少の影響による自主財源の減少や社会保障費、病院事業等への繰出しが増加していることから、近年は、毎年、町の貯金にあたる財政調整基金を取り崩している状況です。
ここで、財政健全化対策を講じなければ、将来、財政再生団体になる可能性があることから、この宣言を発令しました。
今後、策定する計画の中では、事業の見直し、施設の統廃合、受益者負担の見直しなど、町民の皆様への影響が大であることから、この宣言を契機として将来を見据えた健全な行財政運営を確立し、未来の涌谷町を創造するため、町民の皆様とともに行財政改革を推進する決意を表明したものです。
今後は、3月までに方針となる大綱を策定し、9月を目途に(仮称)財政健全化推進計画等を策定して実行に移していく予定です。
健全化判断比率 |
平成28年度 |
平成29年度 |
早期健全化基準 |
---|---|---|---|
1.実質赤字比率 |
- |
- |
15.0% |
2.連結実質赤字比率 |
- |
- |
20.0% |
3.実質公債費比率 |
11.4% |
12.6% |
25.0% |
4.将来負担比率 |
75.5% |
66.3% |
350.0% |
実質赤字比率及び連結実質赤字比率は、赤字額がない場合は、「-」と表示しています。
財政再建の基本方針となる涌谷町財政再建大綱について策定しました。今後、具体策を定めた再建計画を策定し、自主的な再建を目指します。
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お問い合わせ
企画財政課
宮城県遠田郡涌谷町字新町裏153番地2
電話:0229-43-2112
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