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更新日:2022年2月16日
長期化する新型コロナウイルス感染症の影響により、涌谷町内の文化・芸能団体などが、活動が制限され、成果の披露の場を失っている状況にあります。
活動が制限され、成果を披露する場を失い続けることで、各団体そのものの存続や涌谷町内の文化・芸能活動が消失する可能性があることから、後世に涌谷町の伝承芸能をアーカイブするとともに、コロナ禍を乗り越える活動の原動力とするために、涌谷町地域おこし協力隊で映像クリエイターの亀山啓太氏の協力によりアーカイブ映像を制作しました。
「涌谷お茶屋節」は、今から350年程前に、涌谷町にあったお茶屋沼のほとりに建てられた二楽亭(じらくてい)からの情景を歌ったと伝えられています。昔は手拍子で唄っていたものを、昭和40年代に町内の民謡の大家でもあった三神桃谷先生の唄に戸田谷寿先生が振付をされたのが、現在のお茶屋節の唄と踊りです。今では、涌谷町立月将館小学校や涌谷中学校のふるさと教育の一環として、児童生徒に保存会が踊り方を指導しています。
「秋の山唄おどり」は、民謡「秋の山唄」の発祥の地でもあることから毎年涌谷町で開催される秋の山唄全国大会などで披露しています。
「古式獅子舞」は、天文21年(1552年)から受け継がれてきたと伝えられる涌谷町指定無形民俗文化財で、妙見宮やわくや桜まつりなどで演舞することを中心に活動しています。
色とりどりの衣装をまとい、化粧をしたお稚児が2頭の獅子をあやす舞は、美しく、かつ楽しげです。
子どもから大人まで、さまざまな年代の会員が活躍しています。
お問い合わせ
生涯学習課文化財保護班
宮城県遠田郡涌谷町字下道69番地1
電話:0229-43-3001
ファクス:0229-43-3536